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「GRIT(やりぬく力)」~困難にも屈せず長期的な目標達成に向けて全力を尽くす~

「GRIT(やりぬく力)」~困難にも屈せず長期的な目標達成に向けて全力を尽くす~

3日坊主にならないために、やりぬく力「GRIT」を身に付ける

何かを始めたけど続かない。

今まで三日坊主だったのですが、最近始めたことはコツコツと継続してできるようになってきました。

習慣化するコツが出来てきたのが大きいです。

昨日読み終わった本「やりぬく人の9つの習慣 ~コロンビア大学の成功の科学~」という本で気になったワードが出てきました。

「GRIT」とは、困難にも屈せず、長期的な目標達成に向けて全力を尽くす「やり抜く力」を意味します。

「GRIT」はペンシルヴァニア大学のアンジェラ・リー・ダックワース教授が提唱した言葉です。

  1. Guts(ガッツ):困難に立ち向かう「闘志」
  2. Resilience(レジリエンス):失敗してもあきらめずに続ける「粘り強さ」
  3. Initiative(イニシアチブ):自らが目標を定め取り組む「自発」
  4. Tenacity(テナシティ):最後までやり遂げる「執念」

先天的なセンスより、努力やプランを立てて長期的にあきらめないことが大事だという内容でした。

この本の中でこれから使えそうな3つのコツを記録しておきます。

  • これまで思考とこれから思考
  • 現実的楽観主義者になる
  • 固定的知能観と拡張的知能観

これまで思考とこれから思考

目標に対する時に対照的な視点があります。

  • これまで思考(to-date thinking)
  • こらから思考(to-go thinking)

これまで思考」 「どこまでやり遂げたのか」に視点を向けて、「目標に対して自分はこれだけ進歩したんだ」という観点で達成感を感じる思考法です。 早い段階で達成感を持ってしまうため、早く気が緩んでしまうそうです。

これから思考」 あとどれくらい残っているのかと、目標までの距離を測ると、モチベーションが維持されます。 目標を達成してから喜んでからでも遅くないので、小さい達成を喜ばない方が良いそうです。

グループ1:「覚えないと行けないことが52%残っている」
グループ2:「すでに48%は憶えた」

この2つのグループだとグループ1の方がモチベーションが上がったそうです。

実際に今書いている本でも、あと半分残っていると書いていた本の方が確実に書きあげられました。 タスクを洗い出して、あとどれくらい残っているのかを把握しながら全部タスクをDoneに移動した時に達成感が得られました。

これからに向けてコツコツと書き上げていく達成感が次に繋がっています。

現実的楽観主義者になる

「やればできる子!」
「望めばきっとかなう!」

こういった楽観主義では失敗の確率が高まるそうです。

「非現実的」な楽観主義ではなく、「現実的」な楽観主義とはどういうことでしょうか。

「目標は達成できる」と信じていているが、「目標は簡単に達成できない」と考えること。

「成功を望み、それに相応しい努力をする人」のことです。
プランを立てて、戦略を練って、成功を掴むまで諦めず努力するので覚悟が決まっています。 だから、「自分には成功する力がある」と信じられるのです。

カッコいい!

ダイエットの実験で、ダイエットに成功できるかという質問に「ダイエットできる」、「分からない」で答えた人では「ダイエットできる」と答えた方が成功しました。 しかし、ドーナッツの食べ放題で誘惑に打ち勝てるかという質問に「誘惑に打ち勝てる」、「そう簡単にはいかない」と答えた人では「そう簡単にいかない」と答えた方が成功しました。

ここで大事なのは、「成功するのは大変なので、最善の努力をしなくてはならない。」と考えることです。

困難の見える化をすることで、課題をクリアすれば達成できる。

こういった責任感があるポジティブ思考が大事なのだと気づかされました。

固定的知能観と拡張的知能観

最後に難しい言葉が出てきました。

簡単に説明すると次のような意味になります。

  • 固定的知能観:生まれた瞬間から個人の能力は決まっている
  • 拡張的知能観:能力は経験や努力を重ねることによって高められる

「固定的知能観を持つ人の思考」 自分には才能がないから諦めよう。

  • 上手くいかないのは自分に能力がないせい
  • 自分には向いていない
  • 努力して状況をよくすることは不可能

「拡張的知能観を持つ人の思考」 自分の努力や行動が至らなかったので努力を続けよう。

  • 努力不足だった
  • 戦略を間違えた
  • プランを練らなかった

固定的知能観を持つ学生が成績が上がったと伝えると喜ばず、逆に「ありえない」と不安を憶えたそうです。その後のテストでは成績が落ちたそうです。 しかし、成績が上がったことを伝えなかった場合には、成績が上がったそうです。

向いている向いていないと考える暇がないくらい、楽しいことに夢中でやっていくうちに工夫するのが拡張的知能観になるのではないでしょうか。

なので、最初にあげた「GRIT」を身に付けることが拡張的知能観を身に付けてやり抜く力でのりきりましょう!

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